全国有数の菜の花の作付面積を誇る横浜町で、菜の花が見頃を迎えている。晴天に恵まれた６日は、多くの家族連れが訪れ、風に揺れる黄色い“じゅうたん”を楽しんでいた。

　菜の花畑は町内に点在しており、今年は全体で約９４ヘクタールに作付けされた。現在は町内全体で七分咲き程度となっており、今週末にも満開を迎える見通しだ。

　観光スポットとして人気だったのは、唯一、畑の中を歩くことができる同町大豆田地区の「なのはな小路」。町によると、１～５日の大型連休期間中は約４３００人が訪れた。６日も多くの観光客が笑顔で散策していた。

　三沢市から家族３人で訪れた主婦山内圭子さん（２７）は「休日を家で過ごしていたので、久しぶりに外出した。予想以上にきれいで、幸せな気持ちになれた」と話していた。