Free【北奥羽の神社】櫻山神社(盛岡市)

櫻山神社
櫻山神社

盛岡城跡の北側にある櫻山(さくらやま)神社は、南部家中興の祖とされる信直の遺徳をしのんだ南部利視が、江戸中期の1749年に神殿を建立したのが始まり。明治に入りほかの場所に一時移されたが、1900年に元の地に鎮座。その時、現在の本殿や拝殿などが建立された。

 信直と共に、南部氏の開祖である光行や、利直、利敬が合祀(ごうし)され、郷土守護の神として崇拝されている。参拝者の人気を集めているのは、本殿後ろにある高さ約7メートルの巨大な岩「烏帽子岩(兜岩)」。

 盛岡城築城時、この地を掘り下げた時に出現したといわれ、当時の藩主だった利直は「めでたい前兆だ」と喜び、以後の藩主も宝大石として信仰。災害や疫病が起きた時は、岩の前で平安祈願の神事が行われてきた。

 現在も盛岡市民の守り岩として親しまれ、同じような形の小石を見つけて持っていると、病気にならないという言い伝えもある。
 ※ネット連載

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