Free今季初捕獲の鯨肉、販売始まる 価格「無難な相場」に 八戸市第2魚市場

今季の青森県沿岸付近の商業捕鯨で初めて販売されたミンククジラの生肉=26日、八戸市第2魚市場
今季の青森県沿岸付近の商業捕鯨で初めて販売されたミンククジラの生肉=26日、八戸市第2魚市場

八戸港拠点の「基地式」(沿岸域)商業捕鯨で今季初めて捕獲されたミンククジラの生肉が26日、八戸市第2魚市場(D棟)で販売された。536・3キロを上場。市場関係者によると、値段はコロナ禍の影響を受けつつも「無難な相場」に収まったという。

 競りを担当した八戸魚市場によると、部位ごとの1キロ当たりの値段は、頰肉5700円、代表部位の赤肉4千~2800円、胸肉3千~1700円など。品質にややばらつきはあるものの、担当者は「出始めとしてはまあまあの金額。コロナがなかったら、もっと高くなっただろう」と指摘した。

 仲買人も「赤肉のいい部分だと3千円を超えた。コロナで安くなると思っていたが、初物はやはり高い」と感想。関係者の多くは「ご祝儀相場。今後どう推移するか」と口をそろえた。

 鯨肉は津軽海峡で23日に捕獲された2頭分の一部。地元の小売店の店頭に並ぶほか、関西方面を中心に全国へ流通するとみられる。

 複数の関係者によると、青森県沿岸付近では八戸前沖より津軽海峡の方が大型の鯨が見られるという。操業中の捕鯨船2隻は当面、大畑港を拠点とする見込み。漁期は5月末までを予定している。

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