Free交通安全願い児童が朗読 カシオペアFMで6日から/二戸

収録で交通安全の作文を朗読する小保内蔵之介君
収録で交通安全の作文を朗読する小保内蔵之介君

二戸市のコミュニティーFM局「カシオペアFM」は春の全国交通安全運動に合わせ、警察庁などが交通安全をテーマに全国の小中学生から募集した2020年度の「交通安全ファミリー作文コンクール」の優秀作品を、6日から平日の情報番組内で紹介する。市内の小学生6人が読み上げを担当する。

 同局の大久保瞳放送局長は、二戸警察署(南部一成署長)から「交通安全アドバイザー」に委嘱されている。同署と連携し、児童の朗読による交通安全意識の啓発活動として、今回初めて企画した。

 同コンクールの優秀作品から8作品を選び、6~15日の平日朝と夕の情報番組内「ジュニアスターズ」のコーナーで放送する。

 2日は市立福岡小6年の小保内蔵之介君(11)が同局を訪れ、収録に参加。高齢者の運転免許証の自主返納を題材にした作文を読み上げた。少し緊張した様子だったが、無事に収録を終えるとほっとした表情を見せ、「僕のおじいさん、おばあさんにも、交通安全のために運転免許証を返す方法があるよ、と教えてあげたい」と話していた。

 
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