Free【センバツ】八戸西、初陣飾れず 具志川商(沖縄)に3―8

【具志川商―八戸西】7回表八戸西2死満塁、桐山が右前に2点打を放つ。捕手比嘉=甲子園
【具志川商―八戸西】7回表八戸西2死満塁、桐山が右前に2点打を放つ。捕手比嘉=甲子園

第93回選抜高校野球大会に青森県勢初の21世紀枠で出場した県立八戸西は22日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で具志川商(沖縄)との1回戦に臨んだ。春夏通じて甲子園初出場の緊張もあって中盤までに大量リードを許す苦しい展開。結局、3―8で敗れ、初陣を飾ることはできなかったが、三塁側アルプスに詰め掛けた応援団からは惜しみない拍手が起こっていた。

 試合は両チームのエースが先発マウンドに上がった。八戸西の福島蓮は立ち上がりから制球が安定せず、二回には味方の守りのミスも絡んで4失点するなど、5回5失点降板。2番手の廣田大和も3点を失った。

 打線は二回に相手エースのボールの見極めに苦しみ、六回まで無得点に抑え込まれた。ただ、6点を追う七回に2死から四球や内野安打などで満塁の好機をつくり、桐山大空が右前に2点適時打。九回には村上、下井田大和の連打で1点を加える意地を見せた。

 小川貴史監督はリモート取材に「選手たちは甲子園の雰囲気にのまれていた。ミスが目立ち、弱い部分が表れてしまった」と敗因を挙げ、「悔しさを糧にして、また甲子園に戻ってくる」と雪辱を誓った。

 敗れたとはいえ、同校の45年以上の歴史に新たな一歩を刻んだナインたち。三塁側アルプスの保護者や在校生、部OBらからは「甲子園に連れてきてくれてありがとう」「夏こそ1勝を」などと感謝の声、エールが聞かれた。

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