Free天台寺豆地蔵の帽子、前掛け新調 二戸・浄法寺小児童がボランティア

豆地蔵に新しい帽子をかぶせる児童
豆地蔵に新しい帽子をかぶせる児童

二戸市立浄法寺小(菅原佳子校長)の児童は17日、地元にある天台寺の豆地蔵の帽子と前掛けを交換した。今年2月に発足した6年生による「浄小天台寺保存会」(JTH)初の活動となり、子どもたちは地蔵の前で手を合わせた後、張り切って前掛けなどを新調した。

 寺が約360年ぶりの大修理事業を終えたのを機に、6年生は本年度、同寺保存会の清川明彬会長から話を聞くなど歴史や地域との関わりを学習。学びを深めるうちに地域の宝として守り、地元を盛り上げたいとの思いが強まり、JTHを設立した。

 豆地蔵は戦後、伐採された寺の杉を供養するために彫られたもので、表情もさまざま。保存会によると、参道と境内に240体あり、現在は市商工会女性部のメンバーが毎年春と秋に手作りした帽子と前掛けを交換している。

 児童23人は豆地蔵の前で手を合わせた後、帽子と前掛けをそれぞれ約90枚ずつ丁寧に交換。活動後、佐藤啓太君は「最初はうまく前掛けを着けるのが難しかったけど、やっていくうちに慣れた。豆地蔵がきれいになって、もっと観光客が来たらうれしい」と話した。

 清川会長は「子どもたちの一生懸命な姿から、地域の宝を守ろうという気持ちを強く感じた」と目を細めていた。

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