Free小2に作った図工作品 教科書に掲載/細川くん(長者小6年)

教科書に掲載された作品を手にする細川泰誠君
教科書に掲載された作品を手にする細川泰誠君

日本文教出版(東京都)が本年度発行した図画工作の教科書に、八戸市立長者小6年の細川泰誠君(12)が2年時に制作した作品が掲載された。細川君は「図工が得意ではないのでびっくりした」と驚きつつも、記念となる掲載を喜んでいる。

 同社の担当者によると、図工の教科書は上下巻構成となっており、細川君の作品が掲載されたのは低学年の下巻。来年度の4月から各学校で使われる予定だという。

 同社は教科書制作に役立てるため全国各地の展覧会などで優れた作品を収集しており、当時小学2年生だった細川君の作品は、市の図画工作展を取材した際に見つけた。掲載作品は教科書を見た児童に創作上のヒントを与えられるような作品を選んでいるといい、細川君の作品は「袋を結んだ部分を頭に見立てたり、甲羅に貼った紙の色を場所によって変えたりと、こだわりが伝わってきた」(担当者)という。

 約4年の歳月を経ての掲載。細川君は当時のことをあまり覚えていないというが、作品は保護者が丁寧に保存。工作展に展示した際の作品紹介文が残っており、本人の字で「ひもでカメの首を表すように工夫した。甲羅に虹色の紙をつけてカラフルにした」と記入してあった。

 現在の担任の中村規康教諭は「教科書に載ったという例はあまり聞いたことがなく、素晴らしいこと。4年前の彼だからこそ思いついたアイデア」と褒めると、細川君も照れくさそうに笑顔を見せた。

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