Free「車いすバスケ」と「ボッチャ」の魅力体感/三沢

車いすバスケットボールを楽しむ参加者
車いすバスケットボールを楽しむ参加者

三沢市と市体育協会(佐々木仁会長)は8日、市国際交流スポーツセンターで、高校生以上対象のパラスポーツ体験会を開いた。20~60歳代の男女約20人が、車いすバスケットボールと球技「ボッチャ」に挑戦し、誰でも参加できるパラスポーツの魅力を体感した。

 市民にパラスポーツへの理解を深めてもらい、障害の有無を問わず誰もが安心して暮らせる「共生社会」のまちづくりにつなげる狙い。

 参加者は、車いすバスケの競技用車いすに乗って操縦を体験した後、チームを組んで試合に挑戦。最初は車いすに乗りながらのプレーに戸惑っていたが、次第に慣れ、パスをつないだり、果敢にシュートを狙ったりした。

 ボールを投げて白色の目標球にどれだけ近づけられるか―を競い合うボッチャの体験では、一投一投に集中し、ワンプレーで試合がひっくり返る競技の奥深さを満喫した。

 同市大津4丁目の後藤大輔さん(62)は車いすバスケに初挑戦し、「はまりますね」と笑顔。「参加してみて、障害の有無を問わず誰でもスポーツに専念できるんだと実感した。とても勉強になった」と話した。

 
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