Free【新型コロナ】イベント開催の独自ルール作成へ/青森県

青森県は10日、新型コロナウイルス感染症対策として、県内の祭りや観光イベントを開催する際の目安となる独自のガイドラインを作成していることを明らかにした。感染防止対策の重要度に応じ、三つのレベルに分けて明示。市町村や主催者と共有し、連携を図りながら、祭りや観光イベントの開催実現を支援していく考えだ。県全体の統一ルールを作成するのは全国的に珍しい試みという。

 同日の県議会質疑で伊吹信一議員(公明・健政)の質問に答えた。

 県はガイドラインの作成に向け、感染症や催事の有識者、祭りの主催者で構成する検討会を昨秋から開催。感染症対策の最新の知見、国内外の先進的な取り組み事例を参考に、今冬開催の弘前城雪灯籠まつりや十和田湖光の冬物語などをモデルケースとした実証や検証を行った。

 祭りや観光イベントについて、山車祭りなどの「参加観覧型」、地域の盆踊りといった「地域コミュニティー」、桜祭りに代表される「入場観覧型」の三つの類型に区分。それぞれの感染防止対策を運営者や参加者、観覧者などの「人」、会場や沿道などの「場所」に分けて整理した。

 さらに感染防止対策の重要度に応じ、開催時に必須となる「遵守」、可能な範囲で最大限実行する「努力」、必要に応じて対策を取り入れる「任意」の三つのレベルに分けて明示する。

 県は近くガイドラインを取りまとめて、市町村側に伝える方針。

 県観光企画課は取材に対し、「祭りや観光イベントの規模や内容はそれぞれ異なる。状況に合わせながら活用してもらいたい」としている。

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