Free大安食堂(八戸)の「しおてば てば次郎」 11日にレトルトでデビュー

レトルト食品「しおてば てば次郎」をPRする荒澤忠明さん
レトルト食品「しおてば てば次郎」をPRする荒澤忠明さん

国内最大規模を誇る、八戸市の館鼻岸壁朝市に出店する「大安食堂」(同市)は、手羽先唐揚げのレトルト食品「しおてば てば次郎」を11日から販売する。「しおてば」は朝市で長蛇の列ができる人気商品だが、てば次郎は衣を薄くし、肉のうま味を楽しめるのが特長だ。店主の荒澤忠明さん(53)は「コロナ禍で朝市になかなか来られない人も多く、贈り物などとして気軽に手に取ってみてほしい」とPRする。

 てば次郎は元々、揚げたての総菜として、しおてばに次ぐ商品を目指し、10年前から開発が進められてきた。ただ、東日本大震災の発生により、材料である鶏肉の確保が困難になったほか、朝市の開幕延期で苦しい経営が迫られ、商品化は一時ストップした。

 その後、店は通常営業に戻るも、父親の死や自身の体調不良も重なり、昨春からは新型コロナウイルスの感染が拡大。朝市の開幕が再び延びる逆境にも、「しおてばを通じて朝市と人々をつなげたい」との思いが芽生え、地元の加工会社「マルヌシ」の協力を得て、レトルト商品としてついに“デビュー”を迎えることとなった。

 荒澤さんは「ようやくお披露目できることになった。てば次郎を食べて、少しでも朝市の雰囲気を感じてみてほしい」と話した。

 値段は1本150円(税込み、希望小売価格)。同市新湊の店舗と、14日に開幕する館鼻岸壁朝市の出店でのみ販売する。

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