Free自分の命は自分で守る おおぞら小が防災集会/三沢

避難するため、急いで防寒具を身に着ける児童
避難するため、急いで防寒具を身に着ける児童

三沢市立おおぞら小(眞石卓生校長)は2日、学校主体で行う初の防災集会を同校で開いた。全校児童85人が、大地震や津波の発生を想定した避難訓練などを通じて災害の恐ろしさを学び、自分の命は自分で守るという大切な意識を身に付けた。

 学校が中心となって地域に防災意識の高揚を呼び掛ける活動の一環。東日本大震災で被害を受けた地域としての経験を次の世代に受け継ぐとともに、地域に災害への備えの大切さを発信する狙いだ。

 震災当時、沿岸部に位置する同校は校舎が無事だったため、避難所が開設され、約300人が避難した。

 同日は、六川目自主防災会会長で同校評議員の一戸実さんらが、集会の様子を見守った。

 教室にいた児童は、緊急地震速報の放送を聞くと同時に机の下に隠れ、津波警報の発令が伝えられると、急いで防寒具を身に着けて体育館へ移動。体育館では、避難場所で保護者の迎えを待つ訓練に臨んだ。

 児童は「先生や大人の指示を真剣に聞き、慌てないで行動する」(3年)など、学年ごとに考えた防災宣言を発表し合った。

 市の津波ハザードマップによると、同校は最大クラスの津波が発生した場合、2~5メートルの浸水が想定される区域内にある。

 児童に向けて、眞石校長は「命が懸かっているときは誰でも同じ行動ができなければいけない」と訴え、一戸さんは「津波はあっという間に来るので、先生の話をよく聞いて行動して。『地震、津波、早く逃げろ』ですよ」と呼び掛けた。

 6年の馬場友璃亜(ゆりあ)さん(12)は「災害が起きたら、今日のことを生かして身を守りたい」と語った。

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