Freeけがをしたオオハクチョウ 県「遠くから見守って」/八戸・新井田川

左羽を怪我しているオオハクチョウ=3日、八戸市の新井田川
左羽を怪我しているオオハクチョウ=3日、八戸市の新井田川

八戸市立市民病院近くの新井田川に左羽にけがをしたオオハクチョウがおり、市民から心配の声が青森県などに寄せられている。

 県三八地域県民局林業振興課には、情報提供や保護に関する問い合わせが2月下旬から寄せられ始め、これまでに10件以上に上るという。

 同課によると、けがをしたオオハクチョウは自力で水草など餌を食べており、無理に保護すると傷つける危険もあるため、現時点では様子を見ているという。

 同課の中村憲嗣林務調整監は「かわいそうだが、遠くから見守ってほしい。餌をあげると生態系のバランスを崩すだけでなく、住宅地に降り立つようになり農作物を荒らすなど悪循環につながる」と餌付けをしないよう呼び掛ける。

 3日、オオハクチョウを見に来ていた同市の70代男性は「これでは春になっても仲間と一緒に北へ帰れないだろう」と案じていた。

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