Free障害者スポーツ、心のバリアフリーに理解深める/洋野

授業の後、大井利江さん(中央)と記念撮影をする児童
授業の後、大井利江さん(中央)と記念撮影をする児童

洋野町立大野小(小田島晃司校長)は2月24日、4年生の「総合的な学習の時間」に、同町出身でパラリンピック陸上男子円盤投げメダリストの大井利江さん(72)を招き、バリアフリーをテーマに授業を行った。児童は大井さんの経験談などを通して、障害や障害者スポーツに理解を深めた。

 大井さんは、パラリンピックを見たことがないという児童に、アテネ大会(2004年)での円盤投げの映像を見せながら、ルールや競技中の心境などを説明。銀メダルが決まった瞬間の映像が流れると、児童は「すごい!」などと声を上げて目を輝かせた。

 大井さんは心のバリアフリーについても語り、「自分が車いすに乗り始めた時、恥ずかしくて助けを呼べなかった。もし、車いすの人を見掛けたら声を掛けてあげてほしい」と思いを伝えた。

 最後に、今月に東京大会の砲丸投げの予選会を控える大井さんに対し、児童が応援メッセージの書かれた色紙と、手作りのメダルをプレゼント。大井さんは「パワーをもらった。予選に向けて頑張れる」と笑顔で応えた。

 授業を終え、野田莉乃華さん(10)は「パラリンピックで活躍している映像を見て、勇気をもらった。私も空手を頑張る」と刺激を受けた様子。新田康太君(10)は「車いすで困っている人がいたら、恥ずかしがらずに声を掛けて助けてあげたい」と大井さんの言葉を胸に刻んでいた。

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