Free青森駅東口跡地に駅ビル 10階建て、商業施設やホテル入居/JR東

JR東日本が建設する新しい駅ビル(中央)のイメージ。ビル裏側の青森駅新駅舎と接続する(同社提供)
JR東日本が建設する新しい駅ビル(中央)のイメージ。ビル裏側の青森駅新駅舎と接続する(同社提供)

JR東日本と青森市、青森県と青森商工会議所の4者は25日、新駅舎の建設に伴い解体されるJR青森駅の東口跡地に、地上10階建ての新たな駅ビルを建設すると発表した。1~3階は商業施設、4階は市と県の文化施設が入居し、4~10階は宿泊施設経営の城ケ倉観光(同市)がホテルを運営する。2022年3月ごろ着工予定で、24年度内の完成を目指す。

 新駅舎と接続する新たな駅ビルはJR東が全体計画を推進。建築面積は約3200平方メートル、延べ床面積は約1万7800平方メートルで事業費は非公開。今ある駅ビルのラビナは存続させ、通路で接続する。

 商業施設部分は、ラビナなどを運営するJR東日本青森商業開発が担当。4階は市が市民美術展示館を移転し、県は今夏の世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の情報発信拠点を設置する。

 ホテル部分は145室程度を想定。城ケ倉観光に加え、市内で病院などを運営する慈恵会(同市)も参画し、健康増進に向けたサービスを提供する宿泊施設にする考えだ。

 会見には三村申吾知事、小野寺晃彦市長、JR東盛岡支社の石田亨支社長、青森商議所の若井敬一郎会頭が出席した。

 既存施設と合わせ東北でも有数の規模となる駅ビルの整備にあたり、石田支社長は「駅は駅利用者だけのものではない。これまでの駅とは違うことを前面に押し出すデザインにしたい」と力を込めた。

 駅周辺や市中心部の再開発に力を注ぐ小野寺市長は「新型コロナウイルスを乗り越えて進めることが、大きな一石になると期待している」とした。

 新駅舎と自由通路は3月27日に供用を開始。現駅舎は4月に撤去に着手する。

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