Free三陸ジオパークの魅力再発見 町歩きイベント/洋野町観光協会

種市海浜公園の南端にある氷柱を眺める参加者
種市海浜公園の南端にある氷柱を眺める参加者

洋野町観光協会(大村文雄会長)は13日、同町種市地区で町歩きイベント「ひろの歩き 海と山のジオ~地層が生み出す極寒の芸術に出会おう~」を開催し、町内外から参加した16人が、種市海浜公園などを巡って三陸ジオパークの魅力を再発見した。

 いわて復興応援隊の田髙正博さんがガイドを務めた。参加者は、種市歴史民俗資料館で同町の産業史などを学んだ後、種市海浜公園の南端にある氷柱を目指して出発。30分ほど海沿いを歩いて現場に到着すると、参加者は田髙さんの解説を聞いたり、スマートフォンで記念撮影をするなど、思い思いに冬の自然美を堪能した。

 田髙さんによると、氷柱は岩の間から染み出た雨水などが、徐々に凍ってできたもの。気温が上がると、すぐに溶けて根元から折れてしまうという。

 両親と共に参加した町立中野小5年の玉澤一斗君(10)は、「こんなに大きい氷柱があるとは知らなくてびっくり。海もきれいで、歩いていて気持ちが良かった」と笑顔で振り返った。
種市海浜公園の南端にある氷柱を眺める参加者

 
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