Free憩いのゲーセン 移転、準備へCFで資金募る/十和田

移転・新店オープンの資金を募っている鳥居秀憲さん
移転・新店オープンの資金を募っている鳥居秀憲さん

1980~90年代のアーケードゲームが楽しめるゲームセンター「レトロゲーム秘密基地」(十和田市稲生町)が、移転と運営の資金を募るクラウドファンディング(CF)を実施している。新型コロナウイルスの感染症対策とゲームスペースの充実のため、より広い店舗での営業を目指している。CFは27日まで。

 同店は2019年4月にオープン。アーケードゲームの外装部分である筐体(きょうたい)を9台持ち、往年の人気作や家庭用ゲームに移植されなかったレアな作品をプレイできる。またゲーム基板を約100タイトル所有しており、一部筐体の基板を毎月交換してラインナップを一新する。駄菓子コーナーも併設している。

 会員制交流サイト(SNS)などで周知され、全国のゲーム好きや親子連れが遊びに来る“駄菓子屋ゲーセン”として知名度を上げたが、昨年の客足は新型コロナの影響で激減した。

 店主の鳥居秀憲さん(49)は、閉店も考えたが「地元や遠方のゲーム好きが交流する憩いの場所になり始めたばかり。ここで終わらせたくはない」とCFの募集に動いた。

 返礼品には同店で定期的に発行する冊子のバックナンバーのほか、自分だけのゲームセンターを作れる1カ月間のゲームリクエスト権などを用意する。

 CFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイア)」を活用。現在の店舗は今年のゴールデンウイークいっぱいまで営業し、新店舗で8~9月ごろに再オープンする予定。