Free八戸で最大風速34・3メートル/交通に乱れ、9市町村で臨時休校

発達した低気圧の影響で北奥羽地方は暴風雪に見舞われた=16日午前9時ごろ、八戸市内丸
発達した低気圧の影響で北奥羽地方は暴風雪に見舞われた=16日午前9時ごろ、八戸市内丸

急速に発達した低気圧がオホーツク海上空へ進み、強い冬型の気圧配置となったため、青森、岩手の両県では16日未明から、大荒れの天気となった。青森地方気象台によると、八戸では最大瞬間風速34・3メートルを観測。交通機関も乱れ、市民の足に影響が出た。青森県南地方では9市町村が小中学校を臨時休校とした。

 同気象台によると、最大瞬間風速は八戸のほかに、むつ28・8メートル、野辺地27・0メートルなど。

 東北電力によると、八戸市の白銀台、鮫、岬台などで一時700戸が停電。午前7時までにすべて復旧済み。

 JR東日本によると、八戸線では一部を運休。東北新幹線新青森―盛岡間では最大で58分の遅れが出ている。

 青い森鉄道では午前、浅虫温泉―野辺地間の運転を見合わせ。野辺地―八戸間、青森―浅虫温泉間で折り返し運転を行っている。

 むつ、大間、横浜、野辺地、南部、階上、風間浦、佐井、六ケ所の9市町村では小中学校の全校か一部を臨時休校とした。
発達した低気圧の影響で北奥羽地方は暴風雪に見舞われた=16日午前9時ごろ、八戸市内丸

 
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