Free炊き出し想定し炊事競技会/陸自八戸駐屯地、災害派遣に備える

野外炊具を用いて調理をする隊員
野外炊具を用いて調理をする隊員

陸上自衛隊八戸駐屯地(松坂仁志司令)は8日、同駐屯地で、災害派遣での炊き出し支援を想定した炊事競技会を開催した。6チーム計37人が参加。サバを使ったタイ料理のガパオライスや牛もつ入りせんべい汁などを調理した、第4地対艦ミサイル連隊第3中隊(以下第4地対艦―3)が優勝した。

 テーマは「地域の食材を使用したせんべい汁を含む郷土料理」。隊員たちは部隊の装備品である野外炊具を用いて、避難者においしい食事を届けたい―との気持ちで腕を振るった。

 八戸駐屯地後援会や八戸市防災危機管理課、八戸せんべい汁研究所、同市の食品製造・卸業「味の海翁堂」が協力し、味や見た目、衛生管理面を審査。優勝した第4地対艦―3は、野戦特科部隊として毎月炊事訓練に励んでおり、アイデアや味、盛り付けが高く評価された。

 酒井一寿中隊長は「これからも県の郷土部隊としての誇りを持ち、訓練に励みたい」とコメント。松坂司令は「適切に炊き出し支援できるよう、各部隊の野外炊事能力を維持していきたい」と責任感をにじませた。