Freeはっち10周年を振り返るフォーラムとワークショップ/八戸

はっち開館10年を振り返り、有識者がまちづくりについて意見を交わした市民フォーラム=11日、八戸市
はっち開館10年を振り返り、有識者がまちづくりについて意見を交わした市民フォーラム=11日、八戸市

八戸市三日町の八戸ポータルミュージアム「はっち」は11日、開館10周年を迎えた。館内で記念イベントが開かれ、市民が基調講演やパネルディスカッション、ワークショップなどを通じて、今後のはっちの役割やまちづくりの在り方などに理解を深めた。

 はっちは、市中心街活性化の“起爆剤”として、2011年2月11日に開館。年間延べ約80万人以上が訪れ、20年12月末時点の累計は約876万人に達している。創作活動や発表の場のほか、アートを生かした自主事業などを展開し、市民の文化活動の幅を広げている。

 11日に市民団体「まちなかミュージアムワークショップ」(石橋司代表)が主催したフォーラムには市民ら約50人が参加。パネルディスカッションでは八戸高専教授の河村信治さんが10年間を振り返り、「面白いことをやる仕掛け作りの拠点になった。今後、もっと(まちづくりなどに携わる)後継者が出てきてくれれば」と指摘。八戸学院大教授の田中哲さんは「何かをやるという使命感や義務感を持たずに、面白いことをやっていく雰囲気をつくるべきだ」などとアドバイスした。

 このほか、市主催のワークショップも開催。「広場ニスト」として全国のまちづくりに携わる山下裕子さんが講師を務め、市民約30人が中心街の回遊性を高める方策について意見を交わした。