Free青公大チームが風間浦鮟鱇PR、審査員特別賞/全国地域ブランド総選挙

「風間浦鮟鱇ラーメン総選挙」のビジネスプランを提案する青森公立大の学生(ユーチューブより)
「風間浦鮟鱇ラーメン総選挙」のビジネスプランを提案する青森公立大の学生(ユーチューブより)

学生と地域団体が地域ブランドのビジネスアイデアやPRプランを競う「全国地域ブランド総選挙」(特許庁など主催)の決勝戦が6日、オンラインで行われた。東北地区代表として出場した、青森公立大と風間浦村の団体が組んだ「チーム風間浦鮟鱇」は審査員特別賞を受賞した。

 総選挙は地域団体商標制度の普及と活用促進を目的に、2017年度から各地区で行われており、初めて全国規模の開催となった。

 学生たちは昨年10月から、アンコウなどの商品やサービスの魅力を、写真共有アプリ「インスタグラム」で発信。12月には参加15チームによる地区代表決定戦が行われ、決勝進出9チームに選ばれた。

 この日の決勝戦では、同大地域みらい学科2年生の8人が「『鮟鱇といえば風間浦!』を目指して」と題して発表。取材やアンケートから、風間浦鮟鱇が抱える課題などを分析し、認知度向上や後継者の確保に対応できるビジネスプランとして風間浦鮟鱇ラーメン総選挙の開催を提案した。

 チームを代表して乙供怜さん(20)は「村には、みんなでアンコウに親しんでもらえるような、私たちのプランも考えてもらえればうれしい」と話した。

 最優秀賞は「西尾の抹茶」(愛知県)のチームが受賞した。
「風間浦鮟鱇ラーメン総選挙」のビジネスプランを提案する青森公立大の学生(ユーチューブより)

 
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