Freeコロナで家計不安5割超 給付金は半数が生活費に/みち銀調査

みちのく銀行は2日までに、新型コロナウイルスに関連する家計の状況を調査した「生活とお金に関するアンケート」をまとめた。感染拡大に伴う家計への影響について、「不安がある」としたのは57・4%に上った。先行き不透明な状況が長期化し、経済的影響が個人の生活に広がっている現状が浮き彫りとなった。

 アンケートは昨年12月、青森県内に住む930人(回答率100%)に実施した。

 家計への影響に関する不安の理由(複数回答)を訪ねると、「給与・収入の減少」が最多の28・9%。「衛生用品・日用品など備蓄品への出費」が20・6%、「雇用不安」が14・3%、「医療費の増加」が13・0%と続いた。

 政府が国民1人当たり10万円を配った特別給付金などの公的給付金の使い道(単一回答)は「生活費」が50・6%と最多だった。次いで「貯蓄」の20・9%。「家具・家電の購入」は12・6%、「趣味・娯楽」は7・2%。

 2021年のお金の使い道(単一回答)については「食費」が22・9%と最も多く、昨年のアンケートより9・7ポイント増加した。一方、「旅行」への支出は昨年より8・5ポイント減少し、13・3%にとどまった。

 同行は「雇用や収入の減少、衛生用品が思うように手に入らなかった経験が不安につながっている」とし、「生活を維持するために将来に備える人が多く、家計の窮状がうかがえる」との見方を示した。