Free洋野町の広報紙が県コンクールで2位、全国推薦へ

広報ひろの8月号を手掛けた堅谷真さん(左)と源田大成さん
広報ひろの8月号を手掛けた堅谷真さん(左)と源田大成さん

2020年度岩手県市町村広報コンクール(県など主催)で、洋野町の「広報ひろの8月号」が広報紙の部で2位に輝き、21年度全国広報コンクールに県代表として推薦されることが決まった。同号で「日本一の炭の里」特集を担当した、町企画課の源田大成(げんだひろなり)主任(36)は「やるからには賞を取りたいと思っていたのでうれしい」と喜んでいる。

 コンクールは20日に盛岡市で開かれ、広報紙の部に24点、広報写真(1枚写真の部)に61点、同(組み写真の部)に37点、映像の部に3点が集まった。

 例年であれば、8月号はウニや花火などのイベントを取り上げているが、本年度は新型コロナウイルスの影響で中止に。そこで、「大野地区は農業がメインと思われがちだが、木炭の生産量が日本一。町民にも知ってもらいたい」(源田さん)と発起。生産者や同地区産の炭を採用している飲食店などへ精力的に取材し、計14ページの特集を組んだ。

 源田さんが木炭取材に集中する一方、地域行事の取材などは同課の堅谷真主事(30)がカバー。2人態勢でうまく連携し、計36ページの同号を完成させた。

 源田さんは「賞を取ったのはもちろん、町民からの反響が大きくてうれしかった。今後も町民に光を当てて、いい広報をつくっていきたい」と意欲を語った。

 他の入賞は次の通り。(県北地方関係分)

 ◇広報紙 (3)軽米町▽奨励賞=久慈市
 ◇広報写真(1枚写真) (2)一戸町、二戸町
 ◇同(組み写真) (1)一戸町(県代表)(3)軽米町広報ひろの8月号を手掛けた堅谷真さん(左)と源田大成さん

 
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