Free常設作品を3DVR化 21日からオンラインで限定有料公開/十和田現美

3DVR化された十和田市現代美術館の画像(アートローグ提供)
3DVR化された十和田市現代美術館の画像(アートローグ提供)

十和田市現代美術館の常設作品が3Dで仮想現実(VR)化され、21日から有料公開される。オンライン上で360度の空間を再現し、美術館にいるように移動しながら楽しめるコンテンツで、鷲田めるろ館長は「館内空間を追体験し、新型コロナウイルス収束後に訪れてもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。2月21日まで。

 企画は、アート事業を展開するアートローグ(大阪市、鈴木大輔代表)と文化庁の主催。同庁の文化芸術収益力強化事業として、同社がリリースする3DVR美術鑑賞のプラットフォーム「アートローグVR」で提供する。

 同美術館では、各フロアや常設作品38点のうち10点を3DVR化。このうち6点は鷲田館長らによる解説ビデオも視聴でき、作品への理解度も高まりそうだ。

 公開に先立ち、19日は鈴木代表と鷲田館長によるオンライン説明会が開かれ、鷲田館長は「当館は建物と一体化した作品が特徴で、3DVRに相性が良い」と、完成した印象を語った。

 鈴木代表は「3DVRは展示アーカイブにもなることから、研究資料としても貢献できる」と今後の有効性を語っていた。

 また、今回は大阪市の「モリムラ@ミュージアム」の展覧会「北加賀屋の美術館によってマスクをつけられたモナリザ、さえも」も3DVR化して公開する。

 公開は21日午前10時からの予定。市現代美術館ホームページの専用ページからアクセスできる。鑑賞料金は各美術館200円で、48時間視聴が可能。