Freeコロナ禍での初売り、3密回避にあの手この手/整理券配布、販売前倒しなど

福袋の準備をする店員。新型コロナウイルス禍で迎える初売り商戦を前に各店では3密回避に腐心する=12月下旬、三春屋
福袋の準備をする店員。新型コロナウイルス禍で迎える初売り商戦を前に各店では3密回避に腐心する=12月下旬、三春屋

全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、八戸市内の百貨店やショッピングセンターは3密回避を念頭に置きながら来年の元日から始まる初売り商戦に向けて準備を進めている。混雑緩和のため、開店前に整理券を配布したり、年内中に福袋の販売を前倒ししたりと感染防止策に腐心。各店とも初売りは書き入れ時なだけに「感染対策を万全にした上でお客さまを迎えたい」としている。

 1月1日から3日まで初売りを行う同市十三日町の三春屋は、毎年行列ができる人気ブランド「ジェラートピケ」の福袋と福引大会「千本引き」に参加する客に1日朝から整理券を配布予定。一部テナントでは福袋の販売やバーゲンの開始を年内に前倒しするところもある。今年は数万円する人気子ども服ブランドの福袋が人気を集めており、コロナ禍で帰省できない遠くに住む孫のために予約する祖父母が多いという。

 原子正男営業企画ライン長は「感染対策を徹底しているので、安心して買い物に来てほしい」と呼び掛ける。

 バーゲンを前倒ししているのは同市三日町のさくら野八戸店。例年1月1日から始まる衣料品などの「冬のクリアランスセール」を今月18日から実施中だ。初売りは1月1~3日だが、福袋の販売は年内予約を例年以上に強化しており、当日の混雑緩和につなげる。

 一方、感染防止の観点から、例年行っている温かい飲み物の振る舞いや福引大会は中止に。野沢卓販売促進店次長は「安全面を考慮して一部のイベントはできないが、安心して買い物できる環境を整えている」とPRする。

 1月1、2日に初売りを行う同市江陽2丁目のラピアでは、各専門店が福袋を用意するが、今年は年末から販売を始めたり予約販売に切り替えたりするテナントが顕著に。毎年人気の「現金つかみ取り」が当たる抽選会は取りやめ、対象の専門店で一定金額の買い物をした人が参加できる「お年玉くじ」を実施するなど、恒例のイベントも開催方法を見直す。

 ラピアを運営する八戸ショッピングセンター開発の荒井利光企画課長は「人が一カ所に密集して滞留しないよう工夫する。お客さまにも感染防止への協力をお願いしたい」としている。
福袋の準備をする店員。新型コロナウイルス禍で迎える初売り商戦を前に各店では3密回避に腐心する=12月下旬、三春屋

 
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