Free漁期遅れ影響か 八戸港にサバ435トン水揚げ

漁期最終盤に行われた大中型巻き網船団によるサバの水揚げ作業=28日、八戸市第1魚市場
漁期最終盤に行われた大中型巻き網船団によるサバの水揚げ作業=28日、八戸市第1魚市場

八戸港で28日、大中型巻き網船団が宮城県の金華山沖で漁獲したサバ435トンが水揚げされた。太平洋沿岸のサバ漁は例年、12月下旬は漁場が関東以南に移る上にしけも多く、同港への水揚げは減少。ただ、三陸沖は漁期が年々遅れる傾向で、群れの回遊次第では年明けの水揚げの可能性もあるという。

 市場関係者によると、同沖で主要な漁場が形成され、全体で約4500トンの漁獲があった。このうち運搬船3隻が八戸へ入港した。

 大半がマサバで、若干ゴマサバ交じり。サイズは250グラム前後が主体ながら大小幅があり、船によっても差が出た。入札の結果、10キロ当たり1400~1156円で取引。主に缶詰などの加工用に回るもようだ。

 八戸市の統計によると、同港で三陸沿岸の巻き網船団による漁期終盤の水揚げは、18年は12月27日に75トン、19年は同日に192トンを記録した。一方、14年は12月28日に509トン、翌15年1月8日には99トンの取り扱いがあった。

 船関係者によると、今季はサバの沿岸への寄りが遅れ気味。今後について、ある関係者は「金華山沖の北側の操業で漁獲量も多いようだと、船が八戸港へ足を伸ばす可能性もある」と期待を込めた。
漁期最終盤に行われた大中型巻き網船団によるサバの水揚げ作業=28日、八戸市第1魚市場

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