Free名もなきサンタさんありがとう 支援の輪生んだ「プレゼントの木」

子どもたち手作りのオーナメントで彩られた「プレゼントの木」(平間恵美代表提供)
子どもたち手作りのオーナメントで彩られた「プレゼントの木」(平間恵美代表提供)

サンタさん、ありがとう―。八戸市の子育て支援施設「こどもはっち」に設置していた「プレゼントの木」が、大きな支援の輪を生んだ。事情があってクリスマスプレゼントをもらえない子どもと、プレゼントを贈りたい人をつなぐツリーで、25日までに子ども全員にプレゼントが届くめどがついた。今年初めて企画したNPO法人「はちのへ未来ネット」の平間恵美代表は「プレゼントを用意してくれた方々に、子どもたちの代わりにお礼を言いたい」と感謝している。

 プレゼントの木には、子どもが手作りしたオーナメントが飾られており、表面に絵、裏面に名前、年齢、欲しいものが書かれている。援助希望者はオーナメントを持ち帰ってプレゼントを用意し、こどもはっちへ持ち込む。23日までに、120個のオーナメント全てが市民によって持ち帰られた。

 平間代表は「当初はオーナメントが余る心配をしていたが、こんなに反応があるとは思わなかった」と感慨深げな様子。実際、プレゼントを用意した人からも「久しぶりのプレゼント選びが楽しかった」「この企画があって良かった」と歓迎の言葉が多く聞かれたという。

 援助者と子どもは直接対面できないが、プレゼントに添えられたメッセージカードには「勉強を頑張って」など温かい言葉が記され、心はつながった。平間代表は「子どもたちはみんな笑顔でプレゼントを受け取り、心からありがとうと喜んでいた」と協力者への謝意を述べた。プレゼントの木は、来年も設置予定。