Free来年の干支「丑」の大絵馬奉納 願い「ぎゅ~っ」と込め/八戸

八戸市小中野8丁目の御前神社(浪打磐根宮司)で22日、来年の干支(えと)の丑(うし)を描いた縦2・4メートル、横3・6メートルの大絵馬=写真=が奉納された。関係者が、優しい表情で座る白い臥牛(がぎゅう)の姿に、新年の平穏の祈りを重ね合わせる。

 同神社では2001年から、地元の画家や愛好家に大絵馬の制作を依頼。今回は丑年生まれの同市河原木の画家小笠原重雄さん(71)が、約10日間かけて完成させた。

 12年ぶり2回目の制作という小笠原さん。奉納の神事を終えると「新型コロナウイルスが収束し、『丑』のように穏やかな気持ちになれることを願って描いた」と思いを語り、柔和な笑みを浮かべた。願いがぎゅ~っと詰まった大絵馬は31日から境内に飾られる。

 
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