Freeエイトベースに1日平均1556人来店 飲食1位は「せんべい汁定食」

八戸市は11日、東京都心にオープンした八戸都市圏交流プラザ「8base(エイトベース)」の運営状況を公表した。開業した9月10日から11月末までの来店客数は、1日平均1556人に上った。11月の飲食部門の売れ筋1位はランチの「せんべい汁定食」で、改めて八戸せんべい汁の注目度の高さがうかがえる。

 11日の市議会観光振興特別委員会で報告した。来店客数について、市観光課は「新型コロナウイルスの影響がある中、市町村のアンテナショップのような施設としては順調に推移している」との認識を示す。

 飲食部門の売れ筋2位はランチの「刺し身定食」、3位はディナーの「地酒3種飲み比べセット」。コロナ禍のため、トップ10はランチメニューが多かった。

 11月の物販部門の売れ筋は、1位が「南部くるみゆべし」、2位が「葉とらず紅玉りんごのクリームサンド」などとなった。

 エイトベースの運営事業者「金剛」(同市)の大久保圭一郎社長は取材に「首都圏の人にとってせんべい汁はまだ未知の料理で、食べてみたいという需要がある。飲食と物販の両部門を連動させ、施設の魅力を高めていきたい」と話した。

 
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