Free方言イベント「ずっぱど南部弁」 昔話の語りやコントに会場沸く

南部弁を交えたギャグで会場を沸かせたコント
南部弁を交えたギャグで会場を沸かせたコント

南部弁の魅力を伝えるイベント「はっちがずっぱど南部弁」が5、6日、八戸市の「はっち」で行われた。出演者たちが懐かしさ漂う昔話の語りやギャグ満載のコントで、観客を方言の世界へいざなった。

 八戸市の主催。南部弁や南部地方に伝わる民話「南部昔コ」の伝承に尽力した郷土史家・故正部家種康さんの命日12月6日を「南部弁の日」として、その時期に合わせて毎年実施して、8回目。

 5日は、市公民館の柾谷伸夫館長がプロデュースした南部昔コの語りを発表。八戸童話会や南部昔コキャラバン隊が、額から柿の木が生えた怠け者が出てくる「からやきの話」、カッパから不思議な石臼をもらった男の話「メドツの宝物」といった昔話の世界を生き生きと表現した。津軽弁や釜石弁の語りも、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」や録画した映像で届けた。

 6日は、八戸市出身のタレント十日市秀悦さんを中心としたコントやトークを披露。七戸町出身のタレント瀬川さとしさん、八戸市の落語家でラジオパーソナリティーの大地球さんらが登場した。

 同じ意味の南部弁と標準語を並べてニュアンスの違いを語ったり、昭和と令和のお茶の間の様子を演じたりするなど、ユーモアあふれるパフォーマンスで会場を沸かせた。階上町のシンガー・ソングライター古屋敷裕大さんも出演。当日即興で作曲した「南部弁の日の唄っこ」も注目を集めた。