Freeクリスマス仕様の「11ぴきのねこ」押印登場/三戸郵便局で24日まで

はがきに小型印を押す「ねこ局員」
はがきに小型印を押す「ねこ局員」

三戸郵便局(橋本正俊局長)は1日から、三戸町出身の漫画家、故馬場のぼるさんの作品「11ぴきのねこ」をデザインに取り入れたクリスマス小型印の押印を始めた。サンタの格好をしたねこがプレゼントを渡している場面で、24日まで受け付ける。また、局内には同期間、自由に押せる「ねこサンタ」オリジナルスタンプも設置する。

 小型印はイベントや記念事業の際に使われる直径3・2センチの消印。独自の図柄を採用し、風景印と異なり使用期間が限定される。同郵便局では2018年からクリスマスに合わせてこの小型印を押印している。

 1日はサンタ姿の「ねこ局員」が登場し、年末の忙しさで“猫の手も借りたい”職員に代わって押印を担当した。働きぶりを見守った橋本局長は「コロナ禍で疎遠になっている人へのメッセージに、ぜひ押印を活用してもらえれば」と話した。

 南部町から訪れた主婦浅坂百合菜さん(30)は風景印を集めているといい、「ねこの押印は珍しいし、かわいい」と笑顔を見せた。

 小型印は63円以上の切手を貼った封筒、はがきの消印に使うほか、クリスマスカードなど郵便物以外への「記念押印」も可能。問い合わせは同郵便局=電話0179(22)2363=へ。
はがきに小型印を押す「ねこ局員」

 
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