Free県立三沢航空科学館が休館へ 展示のリニューアル工事実施

ヘリコプターのフライトシミュレーターを体験する来館者
ヘリコプターのフライトシミュレーターを体験する来館者

青森県立三沢航空科学館(大柳繁造館長)が12月1日から、館内の展示のリニューアル工事に伴い休館する。再開は来年4月中旬の予定。11月30日は休館日のため、29日がリニューアル前最後の開館となる。休館前最後の週末を迎えた28日は、県内外から家族連れや航空ファンが訪れ、しばしのお別れを惜しみながら展示や体験を満喫した。

 同館は2003年8月、県が航空史に果たしてきた役割を全国に発信し、次代を担う子どもたちが楽しみながら科学する心や感動する心を育む施設として、三沢市に誕生。全館リニューアルは今回が初めて。

 館内には、県に関わりのある航空機や航空史などを紹介する「航空ゾーン」、体験しながら科学を学べる「科学ゾーン」があり、リニューアルでは両ゾーンの展示物の一部を入れ替えたり新設したりする。

 28日は、来館者が航空機やヘリコプターのフライトシミュレーターなどを体験したほか、戦後初の国産輸送機「YS―11」の外観を見学。大人も子どもも心を弾ませて展示を楽しんだ。

 また、展示物を体験する様子を会員制交流サイト(SNS)に投稿し、画面をスタッフに見せると景品がもらえる「ガラポン抽選会」(~29日)も催された。

 家族と訪れた十和田市立三本木小3年の千葉昭太朗君(9)は「リニューアルするのは楽しみ。再開したらたくさん遊びたい」と期待を寄せた。

 休館中は、科学の実験や工作の出前講座を引き続き開催。同館前の三沢市大空ひろばは利用できる。同館の担当者は、「子どもたちにより一層夢を与えられる施設を目指すので、再開を楽しみに待っていてほしい」としている。