Free鳩正宗(十和田)が新リキュール かす取り焼酎にレモン果汁

600本限定で販売されている新商品「稲本屋利右衛門 トロピコリモーネ」(鳩正宗提供)
600本限定で販売されている新商品「稲本屋利右衛門 トロピコリモーネ」(鳩正宗提供)

十和田市の酒蔵・鳩正宗(稲本修明(しゅうめい)社長)は今月から、酒かすを原料としたかす取り焼酎に、レモン果汁を加えたリキュール「稲本屋利右衛門(いなもとやりえもん) トロピコリモーネ」の販売に乗り出した。新型コロナウイルスの影響で居酒屋や日本酒専門店が苦境に立たされ、地酒の売り上げも大きく減少する中、家飲み需要に応える商品として考案した新商品だ。

 同社は10年以上前から、吟醸かすを原料に、屋号を商品名にしたかす取り焼酎「稲本屋利右衛門」を販売している。製造できる数量が限られ、居酒屋や土産店のみで取り扱われている。

 新型コロナによる家飲みの増加で、日本酒は大手の安価なパック酒などは大きく需要を伸ばしている一方、居酒屋などで飲まれることが多かった地酒は販売が落ち込んでいる。鳩正宗では、今年の販売は前年の約6割だという。

 そこで、自宅でも気軽に飲んでもらえる商品として、かす取り焼酎をベースにしたレモン風味のリキュールを考案。「稲本屋」を冠した商品の第2弾で、近年のレモンサワーブームも参考にした。

 アルコール度数は8度で、ロックや炭酸割りのほか、これからの季節はお湯割りでも楽しめる。

 同社統括部の西野暢哲(まさあき)係長は「コロナ禍での新たな挑戦。地酒の動きが少ない中、この商品が起爆剤になれば」と期待を込める。

 新商品は、720ミリリットル入り1320円(税込み)。青森県内の小売り店で600本限定で販売している。

 問い合わせは、鳩正宗=電話0176(23)0221=へ。