Free十和田湖冬の観光イベント一新 「光の冬物語」18日開幕 1月末まで

十和田湖光の冬物語のビジュアル(十和田湖冬物語実行委員会提供)
十和田湖光の冬物語のビジュアル(十和田湖冬物語実行委員会提供)

北奥羽を代表する雪祭り・十和田湖冬物語。澄み切った夜空を彩る花火などで知られ、前身を含めると今年2月までに40回開催された。この雪の祭典が今冬、「十和田湖光の冬物語」としてイルミネーションイベントに生まれ変わる。関係者は期待と不安を胸に、18日の開幕を迎える。

 客足が遠のく十和田湖の冬。特に2月の宿泊施設は休眠状態だった。この時期の観光の目玉を作ろうと、ホテル経営者らが中心になり、1981年に「十和田湖雪まつり」を始めた。

 当初は2月の週末2日間のみの開催だった。ホテルや地区のグループが、大小の雪像や大型滑り台を制作。当時は全国的にも珍しかった冬花火も打ち上げ、初回から大勢の家族連れでにぎわった。

 その後、89年に十和田湖冬紀行、99年に十和田湖冬物語と名を変え、会期も最終的に24日間に。地元住民による雪の造形物作りや冬花火は、ずっと変わらず続けられてきた。

 41回目の冬は、光の祭典に一新され、会期は紅葉シーズンを終えたこの時期から、来年1月31日までのロングランになる。

 一方、今回は冬花火や雪像作りがなく、長く携わってきた地元住民には、寂しさもあるのが本音。十和田湖国立公園協会の太田勝男事務局長は「これも時代の移り変わり。新しい試みを楽しんでもらえれば」と語った。

 主催する十和田湖冬物語実行委員会の中村秀行実行委員長は、「やってみないとわからないが、期待も大きい」と話していた。

 光の冬物語は、午後5時~9時。入場は前売り1200円、当日1600円、小学生以下無料。問い合わせは専用ウェブサイトか、同実行委=電話0176(75)1531=へ。