Free十和田で飲酒ひき逃げの元警察官に有罪判決/地裁八戸支部

十和田市内の国道4号交差点で飲酒運転して人身事故を起こし、通報せず立ち去ったとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた、三戸町川守田、元青森県警巡査部長で会社員の男(40)の判決公判が4日、青森地裁八戸支部であり、小川惠輔裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。

 判決理由で小川裁判官は、「飲酒運転により被害者にけがを負わせ、救護などをせずに逃走したのは悪質。さらに、当時、警察官であったことから、強く非難される」などと指摘。一方、既に被害者に対し、損害賠償金が支払われていることや、警察官を懲戒免職処分となり社会的制裁を受けていることなどから執行猶予が相当とした。

 判決によると、被告は6月26日、軽乗用車を運転中に飲酒。同日午後4時5分ごろ、十和田市伝法寺の国道4号で、信号待ちの乗用車に追突。運転していた女性=当時(57)=の首などに全治約3週間のけがをさせたが、救護や警察への通報をしなかった。

 元県警警察官の有罪判決に、県警の青山孝浩首席監察官は「引き続き、県内の治安維持に全力を尽くし、県民の信頼に応えていく」とコメントした。