Freeむつ・サンマモルワイナリー、三戸産リンゴを仕入れ/紅玉8トン、ワイン原料に

木箱に入った三戸町産紅玉をコンテナに積み替える笠井哲哉支配人(左)と笠井卓氏=29日、同町
木箱に入った三戸町産紅玉をコンテナに積み替える笠井哲哉支配人(左)と笠井卓氏=29日、同町

三戸町の梅内りんご組合(長根斉組合長)の共選場で29日、同町産「紅玉」の出荷作業が行われた。仕入れに関する契約を結ぶサンマモルワイナリー(むつ市、北村良久社長)が昨年発売した「紅玉りんごワイン」「青森りんごスパークリング」の主原料で、関係者は「『三戸の紅玉』が広まるきっかけになれば」と願いを込める。

 同ワイナリーは2018年から同組合の紅玉を仕入れてワインを醸造しており、3年目の今季は約8トンを購入。他の県内産リンゴとブレンドし、1本720ミリリットル換算で約7千本を製造する。来年春に醸造を始め、夏に販売する予定。

 同日はワイナリー側から笠井哲哉支配人らが訪れ、組合員と共に木箱に入ったリンゴをコンテナに詰め替えた。笠井支配人は「香りが良く、フルーティーなアップルワインは好評。今回仕入れた紅玉でもいいワインが造れそうだ」と意欲を見せる。

 同組合では加工用の紅玉を年間20トン生産しており、長根組合長は「加工用は着色管理の手間を省くことができ、省力化を図れる。ワイナリーとの契約は売り先の安定にもつながる」と説明。「今後も継続して取引し、三戸産紅玉をアピールできたら」と話した。