Free八戸港でサバ水揚げ、ハマに活気/今季初のまとまった量

今季最多となった八戸港のサバの水揚げ=20日、八戸市第1魚市場
今季最多となった八戸港のサバの水揚げ=20日、八戸市第1魚市場

八戸港で20日、大中型巻き網船団が漁獲したサバで、今季初のまとまった数量となる823トンの水揚げがあった。さらに、同日は北海道東沖のマイワシ1160トンも上場。ハマは一気に盛漁期のにぎわいを見せた。

 サバは、八戸沖から三沢沖にかけて操業した船団の運搬船など10隻が水揚げした。大半がマサバ。漁業関係者によると、サイズは200~300グラムの小ぶりが7割程度を占めるものの、400グラム以上も交じる。

 入札の結果、10キロ当たり900~610円の値が付いた。小型サイズが多かったこともあり、本格的な漁期のスタートとしては、例年より金額が抑え気味となった印象。新型コロナウイルスによる需要減も影響しているとみられる。

 身の質は魚体によってばらつきがあるものの、脂の乗りは徐々に上向いているもよう。加工向けのほか、一部は鮮魚として流通するとみられる。

 八戸前沖のサバは年々、遅れる傾向で、昨年のまとまった量の水揚げは11月11日。今年はそれより20日ほど早い。ただ、この時期はしけが気掛かりで、操業日数を確保できるかも課題。関係者は「豊漁が続いてほしいが、どうなるかは分からない」と語った。

 道東沖のマイワシは7隻が水揚げ。入札の結果、10キロ当たり500~400円で取引された。サイズは50~100グラムと100グラム以上が半々という。