Freeオノ・ヨーコさんのリンゴをパイに 17日から限定販売/十和田市現代美術館

「念願の木」のリンゴをもぎ取るスタッフ
「念願の木」のリンゴをもぎ取るスタッフ

アーティストのオノ・ヨーコさんが青森県特産のリンゴの木を使って手掛けた十和田市現代美術館の常設作品「念願の木」。今年は初めて、作品に実ったリンゴをアップルパイに加工して、17日から館内のカフェで期間限定販売する。販売数は1日わずか10個と、同館ならではの特別なスイーツとして注目されそうだ。

 念願の木は、同館の中庭にあり、観客が願い事を書いた白い短冊をつるしていく参加型の作品。木は「トキ」に「千雪」を接ぎ木しており、秋には黄色と赤色の実がなる。

 例年、収穫したリンゴは来場者に配布していたが、今年はオノさんの了承を得てアップルパイにすることにした。

 パイ作りは、同館併設のカフェ「cube(キューブ)」でスイーツメニューを提供する同市の「ふくだ菓子舗」が担当する。

 14日は鷲田めるろ館長やスタッフ5人が、熟したリンゴを作品の木から一つ一つ丁寧にもぎ取った。

 17日から販売するアップルパイの商品名は、「スペシャルアップルパイ~『念願の木』のりんごをスイーツに~」。価格は1個税込み500円、1日の販売は限定10個で、購入は1組1個までとなる。

 鷲田館長は「アップルパイは、オノさんからも『良いアイデアだ』と快諾してもらった。みずみずしいリンゴを皆さんに食べてもらいたい」と話していた。