Free三沢高英語科で閉科式 28年の歩み振り返る

閉科式典でこれまでの体験や活動を紹介する生徒
閉科式典でこれまでの体験や活動を紹介する生徒

青森県立三沢高(齋藤郁子校長)は9日、同校で英語科の閉科式典を開き、最後の卒業生となる3年生38人をはじめとする全校生徒や関係者らが、同科28年の歩みを振り返り、新たな歴史の創造へ決意を新たにした。

 同科は1993年に開設。米軍三沢基地内のエドグレン高との交流や、基地関係者宅でのホームステイ、外部講師を招いての集中講座を実施するなどして、海外の言語や文化への理解を深め、コミュニケーション能力を養ってきた。

 県教委の県立高校再編に基づいて2019年度に募集を停止。これまでに千人以上が卒業し、さまざまな分野で活躍しているという。

 式典では、齋藤校長が「英語科はなくなるが、英語教育は形を変えて続いていく。これからも地域の皆さまと共に、グローバル社会をリードする人材を育てていきたい」とあいさつ。

 同科の生徒を代表して3年の原子眞尋さんが「最後の英語科生として誇りを持っている。英語の力を伸ばすだけでなく、文化の違いも学ぶことができた」と振り返った。

 第2部では、同科の生徒が8グループに分かれ、エドグレン高との交流や2年次の海外修学旅行での体験など、これまでの活動内容を英語と日本語で紹介した。