Free火星大接近 ファン、天体ショー楽しむ

五戸町内で観測された火星=6日午後9時25分ごろ、口径32センチ反射望遠鏡、天体用カメラで撮影(根市満之さん提供)
五戸町内で観測された火星=6日午後9時25分ごろ、口径32センチ反射望遠鏡、天体用カメラで撮影(根市満之さん提供)

夜空にきらめく赤い星―。火星が6日、約2年2カ月ぶりに地球に“大接近”した。同日午後11時すぎ、6207万キロの距離まで近づき、青森県内では、熱心な天文ファンらが望遠鏡をのぞき込み、秋の夜長の天体観測を楽しんだ。

 両惑星の公転軌道がそれぞれ楕円(だえん)形を描くため、定期的に接近を繰り返す。

 この日は、明るさを増した火星が肉眼でもはっきりと確認できた。五戸町の自宅で望遠鏡を使って写真に収めた、八戸天文同好会の根市満之さんは「上空の気流が激しく、撮影条件は最良とは言えなかったが、写真上側の白い『南極冠』(二酸化炭素などが凍った部分)も撮れて良かった」と話していた。

 火星の大接近は今後1カ月ほど続く。10日夜には八戸市児童科学館で「火星凖大接近観望会」が開かれる。入場無料で、曇りや雨の場合は11日に延期される。詳細は同館ホームページで案内する。

 次に観測できるのは2022年12月1日。35年9月11日には今回よりもさらに近い、5691万キロまで接近する。