Free八戸市庁の食堂、30日閉店/約40年の歴史に幕

30日で約40年の歴史に幕を閉じる八戸市庁の食堂=29日
30日で約40年の歴史に幕を閉じる八戸市庁の食堂=29日

八戸市庁本館の地下1階にある食堂が30日、約40年間の歴史に幕を閉じる。1981年のオープンから市職員らの胃袋を満たしてきた店の閉店に、職員や来庁した市民からは惜しむ声が上がっている。

 食堂は、市職員生活協同組合(北村政則理事長)が運営。比較的安値でカレーライスやラーメン、定食などが食べられることから、昼食時は市職員のほか、来庁した市民でにぎわっていた。

 ただ、近年は赤字運営が続いていたほか、市庁近くにコンビニエンスストアやドラッグストアが進出するなど周辺環境が変化したことなどから、同組合はこのまま運営を続けるのは難しい―と判断。常連客も多い中、「苦渋の判断」で閉店を決めたという。

 閉店について北村理事長は「23万都市の市庁舎に食堂がなくなるのは残念だが、採算が取れず、営業をやめざるを得ない。利用者の皆さんには不便をおかけすることになって申し訳ない」と話している。

 一方、29日に食堂を利用した市内の男性(45)は「味も値段も魅力的なチャーハンが好きだった。いつか復活してもらえたら」と残念がっていた。