Free【北奥羽の神社】諏訪神社(南部町)

南部藩発祥の地を掲げる南部町で、南部氏ゆかりの神社として約800年の歴史を刻む。後に一族を束ねた三戸南部氏の初代とされる光行が、1192年の奥州入部の際、新領開拓や武運長久の守護神として、長野県の諏訪大社から分霊したと伝わる。
 拠点が盛岡城に移ってからも、歴代の藩主に大切にされた。神事の供え物は特徴的。「特別神饌(しんせん)」と呼ばれ、宮司が伝統にのっとり赤飯や甘酒、焼き魚などを作り、供える。1710年に火災に見舞われ貴重な史料が失われたものの、特別神饌を盛岡城に届けたとの記録や、その際に用いた木製黒漆塗りのお神酒入れが今も残る。
 【祭神】建御名方富命(たけみなかたとみのみこと)、八坂刃賣命(やさかとめのみこと)
 【御利益】国土開拓、武運長久、農業守護
 【御朱印】あり
 【住所】南部町玉掛諏訪ノ平49の1
 ※ネット連載