FreeSANNOWA(三戸)がホップ収穫 9月に新作ビール発売へ

高さ5メートルほどに育ったホップ。関係者がはしごを使い、つるを切り落としていった
高さ5メートルほどに育ったホップ。関係者がはしごを使い、つるを切り落としていった

三戸町産農産物の加工品ブランド「三戸精品」の販売などを手掛ける地域商社「SANNOWA」(吉田広史社長)は26日、旧三戸北小の敷地で栽培していたホップの収穫作業を行った。同町産ホップは農家の廃業で一度は途絶えたが、同社が昨年から栽培に着手。2年目となる今年は約5キロを収穫し、新作のクラフトビールに使用する。
 同日は社員や町職員ら10人が参加。5メートルほどの高さに育ったつるを切り落とし、花を一つずつ手作業で摘み取った。収穫したホップは同日中に「Be Easy Brewing」(弘前市)に運び、ビールの仕込みに入った。
 SANNOWAは6月、昨年産ホップを使ったクラフトビール「里山エール」を発売。
 今年産ホップは、より濃厚なうま味や苦みが楽しめるクラフトビール「SATOYAMA IPA」に使用し、9月下旬に販売を始める予定だ。
 吉田社長は「新しい味わいのビールを多くの人に楽しんでもらいたい。町民にも身近に感じてもらえる商品になれば」とPRする。
 また、同日は体験希望者1人が作業に参加。青森市から訪れた主婦酒田貴子さん(31)は、「青森県に地元産ホップが残っていることがうれしい。実際に作業して、爽やかな香りを感じられた」と満足げ。
 吉田社長は「商品のファン増加だけでなく、ビールを通じた関係人口の拡大も進めていきたい」と意欲を見せた。