Free「かぶーにゃ」来館者10万人突破

10万人目の来館者となった関口達也さん(右)一家と、記念品を贈った杉本健一代表(左)=23日、八戸市鮫町
10万人目の来館者となった関口達也さん(右)一家と、記念品を贈った杉本健一代表(左)=23日、八戸市鮫町

今年5月にオープンした八戸市鮫町の蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」の来館者が23日、10万人を突破した。節目の来館者は、三沢市の会社員関口達也さん(41)、妻の幸代さん(44)、長女の葵さん(7)=市立岡三沢小2年=の家族。記念セレモニーでは、施設を運営する「鮫蕪島物産販売合同会社」の杉本健一代表から記念品が贈られた。
 八戸市が整備したかぶーにゃは蕪島近くに位置し、青森県内の土産品や軽食などを販売する観光拠点。当初は4月17日の開業予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けて延期し、5月11日にオープンした。
 市によると、平日の来館者は600人ほどだが、好天の休日には2千人近くが訪れる。地元客をはじめ、津軽地方や北東北各地からの観光客も多く、最高で約2500人が来た日もあったという。開業から105日目で10万人を達成した。
 23日の昼過ぎに訪れた関口さん一家は、セレモニーでくす玉を割って大台突破を祝福。記念品として、土産品やオリジナルエコバッグなどの詰め合わせを受け取った。一家は驚きの表情を浮かべつつ、「かぶーにゃを利用するのは初めて。(名物の)いかこんにゃくを食べたい」と話した。
 杉本代表は「新型コロナの影響で開業が1カ月ほど遅れたが、想定よりも多くの方々が来てくれた。今後も愛される施設にしていきたい」と意欲を示した。
10万人目の来館者となった関口達也さん(右)一家と、記念品を贈った杉本健一代表(左)=23日、八戸市鮫町

 
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