Free古刹天台寺でラジオウオーキング開催へ 実行委がPR/二戸

イベントをPRする実行委員会のメンバー
イベントをPRする実行委員会のメンバー

今年3月に約360年ぶりの大修理事業を終えた、二戸市浄法寺町の古刹(こさつ)天台寺の歴史やエピソードを、ラジオで聞きながらウオークを楽しむイベント「ラジオdeウオーキングin天台寺」が10月4日、同寺周辺で開かれる。当日は同市のコミュニティーFM局「カシオペアFM」の特別番組を生放送で聞きながら、寺やゆかりのスポットを巡る。
 カシオペアFMとイベント実行委員会が主催。参加者は携帯できるラジオを持参し、寺近くの漆器製造販売施設「滴生舎(てきせいしゃ)」や参道、仁王門、本堂などを、ボランティアガイドによる歴史解説を聞きながら歩く。滴生舎前には生放送用の特設スタジオを設け、リポーターは同FMの大久保瞳局長が務める。
 イベント実行委員会の小軽米健太実行委員長らが11日に市役所で会見を開き、概要を発表。小軽米実行委員長は「大修理を終えた天台寺を多くの人に見てもらいたい」とPRした。
 この日は、大修理を契機に市が新たに製作した「天台寺周辺あるきマップ」もお披露目された。デザインを手掛けた同市のイラストレーター田中美希さん(26)は、「たくさんの色を使って柔らかい印象にした。マップをきっかけに参拝する人が増えればうれしい」と期待していた。
 参加無料(高校生以上は天台寺の拝観料300円を支払う)。事前の申し込みが必要で、FAXやはがきのほか、カシオペアFMのホームページからも申し込める。締め切りは9月26日。問い合わせは、同FM=電話0195(43)3461=へ。受け付け時間は平日午前9時~午後5時。
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