Free大中型巻き網船団、スルメイカ今季最多水揚げ/八戸港

大中型巻き網船団が水揚げしたスルメイカ=19日、八戸市第1魚市場
大中型巻き網船団が水揚げしたスルメイカ=19日、八戸市第1魚市場

八戸近海で操業中の大中型巻き網船団が19日、八戸港で今季最多となるスルメイカ(サバ交じり)353トンを水揚げした。300トン超えは初水揚げの7月31日と8月5日に続き3回目で、値段は品薄感から高止まりの様相。サイズは徐々に上向いており、関係者は今後の復調に期待を寄せる。
 18日夕から船団18カ統が三沢沖などで操業。19日朝に運搬船20隻が次々に入港した。ある漁船の関係者は「漁は今ひとつ。船によって漁獲に差がある」と感想を述べた。
 魚体は150~200グラムが中心で、250グラム以上も散見されるようになった。まだ本調子とはいかないものの、市場関係者は「まだ小さいが、やや大きくなってきた」と印象を語る。八戸市第1魚市場での入札の結果、10キロ当たり5380~1689円で取引された。
 八戸市水産事務所によると、今年の大中型巻き網船団によるスルメイカの水揚げは、初日から今月18日現在で数量654トン(前年同期比32%減)、金額3億179万円(28%減)にとどまる。入札で高値5千円台に乗せる日が多く、関係者の多くは「不漁続きで加工業者の在庫が不足しており、高くても買わざるを得ない状況だろう」と口をそろえる。