Freeアオウミガメ「ひかり」健康診断 大きさは?/八戸市水産科学館

アオウミガメ「ひかり」の甲羅をブラシで磨く子どもたち
アオウミガメ「ひかり」の甲羅をブラシで磨く子どもたち

八戸市水産科学館マリエント(吉井仁美館長)は8日、アオウミガメ「ひかり」の健康診断を行った。甲羅の大きさや体重を測った後に、来場者が甲羅をきれいに磨き、成長を願った。
 「ひかり」は2018年10月、八戸沖の刺し網で捕獲され、同館が保護した。
 昨夏以来となった測定は、市内の親子連れなど約30人が見守る中で行われた。甲羅の全長は46・4センチで0・2センチ縮んでいたが、幅は39・0センチで変化なし、体重は15・72キロで0・67キロ増。前回と数値はほぼ変わらず、健康状態であることを確認した。
 その後は、係員の「キュッ、キュッ」のかけ声に合わせて、子どもたちがブラシで甲羅磨きに挑戦。市立八戸小2年の柏村圭亮さん(8)は「初めて触ったけど、甲羅は思ったよりも固かった。また見に来たい」と話していた。
 同館では、来月5日にアオウミガメ「ゆうき」の健康診断も実施する予定。アオウミガメ「ひかり」の甲羅をブラシで磨く子どもたち

 
お気に入り登録