Free田子町内ニンニク農家で組織する「美六姫生産者の会」が総会/20年産、8月上旬に販売開始

田子町が開発したニンニクの独自品種「美六姫(みろくひめ)」について、町内のニンニク農家で組織する「美六姫生産者の会」(上平満広会長)は29日、同町中央公民館で総会を開き、本年産の販売方針を決めた。昨年は種として流用されることを防ぐため、乾燥後、9月末まで冷蔵して販売したが、本年産は乾燥完了直後の8月上旬に販売を開始。販売場所は昨年と同様に町ガーリックセンターのみとする。
 市場デビューした昨年産は町が全量を買い上げたが、本年産は買い取りも同センターに変更。受け入れの際は皮を取り除いた「磨き」と、需要が高まる8月中の出荷を奨励し、買い取り価格を高く設定した。
 同センターを運営する町にんにく国際交流協会の中村丁将事務局長は「消費者の需要に応え、多くの人に食べてもらって美六姫の認知度を上げたい」と意気込みを語った。
 一方、実を冷蔵せずに販売した場合、町外で種用に流用される恐れがあることについて、上平会長は「流出で怖いのは個人間での取引。こうした取引が行われないよう、農家が納得できる価格、場所で販売されるようにしたい」と強調した。
 町産業振興課1次産業戦略推進グループの白板大幸グループリーダーは「最適条件の研究や生産者向けの研修を続け、町内で生産される美六姫の品質向上を図る」と述べた。