Free旧海軍の艦船や航空機の鉛筆画40点展示 県立三沢航空科学館で企画展

「航研機」を描いた鉛筆画の作品と菅野泰紀さん
「航研機」を描いた鉛筆画の作品と菅野泰紀さん

青森県立三沢航空科学館(大柳繁造館長)で21日から、企画展「菅野泰紀 鉛筆画の世界」が始まった。大阪市在住の鉛筆画家菅野泰紀さん(37)が描いた旧海軍の艦船や航空機などの鉛筆画約40点を展示。精密に描かれた立体感あふれる作品に、来場者が興味深く見入っている。10月25日まで。
 同展では、1945年8月に米軍機の攻撃を受けて八戸沖で撃沈された海防艦「稲木」や、青森県出身の設計者木村秀政、操縦士藤田雄蔵、製作工藤富治の3人が関わった「航空研究所試作長距離機(通称・航研機)」を展示。航研機は同展のために描き下ろされた。このほか、戦艦大和や零式艦上戦闘機なども鉛筆で描かれている。
 菅野さんは図面や写真などの資料や、乗組員の証言などを踏まえながら作品を描く。旧海軍の艦船の絵画は、艦内神社の分霊元神社や関連施設に奉納や寄贈もしている。
 菅野さんは取材に、「先人たちの生きてきた時代を後世に伝えたい。青森にゆかりのある作品もあるので、ぜひ見ていただければ」と話した。
 企画展の入場料は、一般920円、高校生710円、小中学生100円(航空科学館の入館料も含む)。問い合わせは三沢航空科学館=電話0176(50)7777=へ。