天鐘(7月20日)

『奥の細道』は言わずと知れた松尾芭蕉の俳諧紀行。奥州や北陸など行程は2400キロにも及んだ。幾度も筆硯(ひっけん)を新たにして5年。躍動感に満ちた文体、格調高い名句が生まれた。〈閑(しずか)さや岩にしみ入る蝉の声〉▼言葉遊びが主流だった俳諧.....
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