Free「希望の光」夜空に 南部町がサプライズ花火打ち上げ 

希望の光プロジェクトとして行われた無観客打ち上げ花火=18日午後8時頃、南部町
希望の光プロジェクトとして行われた無観客打ち上げ花火=18日午後8時頃、南部町

南部町で18日、無観客の花火大会「希望の光プロジェクトBY南部町」が開催された。新型コロナウイルスの感染拡大で町内の行事が軒並み中止となる中、町民に元気を届けようと町観光協会(夏堀文孝会長)が企画。町内3地区で75発ずつを打ち上げ、夏の夜空に大輪の花を咲かせた。
 同町では、花火大会を兼ねて7月に開かれる「ジャックドまつり」のほか、「同町春まつり」や「あおもり鍋自慢」など多くの催しが見送られた。
 代替企画となる同プロジェクトは3密を避けるため、開催当日に防災無線で時間と場所を公表せずに告知。福地、名川、南部の3地区で午後8時から10分ほど花火を打ち上げた。また、インターネットで福地地区の様子を生中継した。
 打ち上げが始まると、町民は足を止めて花火に見入った。妻や長男と一緒に福地地区で花火を観賞した同町の男性会社員(39)は「恒例のイベントが中止になる中で、いつもの夏が戻ってきた気がする」と笑顔。
 同協会事務局を務める町商工観光課の長崎真主幹(54)は「花火が町民の気持ちを明るくする『希望の光』になれば」と願いを込めた。